「匠の技」を支えるプロ工具専門サイト。欲しい工具が見付からなかったらお気軽にお問合せ下さい。
|
|||||||||||||
雑誌コンフォルト CONFORTへのリンク | |||||||||||||
|
|||||||||||||
2019年「春」小山商事㈱平成最後の展示会 大盛況のなか無事閉幕! | |||||||||||||
■平成31年4月3日と4日、5月には新元号「令和」がスタートしょうする、この平成最後の年に開催された福井県は 小山商事㈱さんの展示会は例年にも増して大盛況のうち無事閉幕しました。 天候にも恵まれ桜咲く春らしい 陽気の中で初日は朝6時からスタートすると金沢や他府県に向かう職人さん方々が多数ご来店。それからは近くの 現場の方々、更には遠方から、そして最後は仕事を終えた方々が多数お集まり下さいました。 また残念ながら仕事でお越しできなかった方々からもお電話でのご注文を多数頂きました。本当に「愛されている」と 言う思いを深く感じさせて頂いたと素晴らしい展示会でした。福井県に通い続けて二十数年。私にとっては第二の 故郷(ふるさと)と言っても過言ではありません。食事が美味しく、景色が良く、そしてなにより人情味に厚く素敵な 人々と出会える素晴らしい町。 製品に関しても感想やアドバイスを多数頂きました。本当に勉強にもなった二日間でした。 ★ご来店下さいました全ての皆様に心より感謝申し上げます。 ※過去の小山商事展示会報告はコチラ |
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
好評に付、再販が決定しました。 詳細と購入ページはコチラです。 ※なお、ロッド生産の性質上、完売の際はご了承下さい。 |
||||||||
|
||||||||
「左官を考える会」★フェイスブック | ||||||||
最後に、当社㈱関忠は静岡県「㈲村松建材」様のご好意により 同勉強会に参加させて頂きました。心より感謝申し上げます。 |
福井県 小山商事 春の展示会 2012/4/11~12 |
★何度も言ってるかも知れませんが、私はこの福井県の土地が大好きです。 自然豊かで食べ物が美味しいと言うのもありますが、この街で知り合う人々の 多くが、本当に気取りなく、一生懸命働き、一生懸命遊び、人との和を大切に しているからです。 そして30年近く続いているこの小山商事(株)の展示会は映像だけでは計り 知れない賑わいで私を向かい入れてくれています。 初日(11日)の武生会場では約60名。 二日目の(12日)福井会場では約70名が お越し頂き、中でも二日目の早朝は展示前のAM7時過ぎにはすでに20名近い お客様が会場外で待って下さり、展示開始と同時に正に飛ぶように道具を 購入して下さりました。 正直、このような展示会を今後そう簡単に真似できるとは思えません。 バブル崩壊以前ではあちこちでこの様な展示会が開催されていました。 しかし崩壊後、その殆どが展示会をやめてしまいました。 先のワタヤスさんにしろ、ここ小山商事さんにしろ、準備の手間やコストに 耐えながらも『お客様第一』の想いを捨てず、ずっと継続したことにあります。 それはお客様たちにとっても今や大切な恒例行事として受け継がれ、 ご来店下さっているお客様今や二世代目にまたいでいます。 当日は何度も「ありかとうございました」と伝えましたが、ここでも改めて 言わせて頂きます。「本当にありがとうございます」 皆さんとお会いできる ことは本当に喜びであり、私の支えです。 これからも頑張ります。 そして次の展示会でもきっと新たな発見が出来る よう、明日からその日を想い商品開発にも尽力していきます。 木田まさひろ |
★(株)ワタヤス 春の招福ふれあい市 H24年3月24日~25日 |
★昨年は震災の影響で開催を見合せた同展示会でしたが、約1年ぶりに31回目の 「ふれあい市」が開催されました。 まだまだ肌寒さも残る、福島県郡山市の会場には朝から多数の来場者が集い、 初日からすでに熱気に包まれて行く。 遠くは仙台から駆けつけてくれたりと、福島の復興、そこへ賭ける職人さんを始め、 金物店・建材店さんの熱意が伺えてくる。 「がんはれ!福島!」 ※関連記事はコチラです。「職人魂ブログ版」 |
拘りのホロ付き軽トラックは俺の大事な足! 先に掲載したホロ付きトラックの第2弾のご紹介です。 と言っても何もホロ付きトラックのご紹介をシリーズ化 するつもりも無かったのですが、前回と同様福井県での 展示会で偶然にも魅力的なホロ付きトラックが見に止まり ご主人の許可を頂けましたのでご紹介させて頂きます。 通常の軽トラ荷台部分にオーナー様はテント専門メーカーに 依頼し、総工費約8万円でこのような立派なホロ付きの荷台 部分を完成させました。 内部にはしっかりとスチール製パイプで骨組がなされ、 充分なほどの荷台スペースが完成しております。 ここ福井県は冬には厳しい豪雪に見舞われることも多く、 このような工夫は作業時の効率に大きな違いとなります。 私のような昔人間はどうしても子供の頃に見た西部劇の ホロ馬車への憧れか、こう言うのが無性にカッコ良く 映ってしまいます。 頑張れオーナー!カッコいいぞ! |
|
★もう既に多くの方々がご訪問頂いている所沢市の (有)木下金物店さんですが、より多くの方々に ご満足頂けるようにと、当社の人気商品が続々 入荷しております。そこで、この数か月で補充となった 商品の一部をご紹介させて頂きます。 お近くの方は是非、お立ち寄り頂き、その目でご確認下さい。 迅速な対応や心優しい接客はきっと、満足頂けること間違い なしの素晴らしいお店です。 ※店舗の紹介はコチラです。 |
|
■下記商品名の所をクリック頂くと、実際の商品案内のページにリンクします。 | |
左官馬 サンカップ コテ板 ステン鏝板 マイセット鏝板 つま~る ダブルライン キャリーバック 気泡取り 洗い出しローラー ペインタークリップ ペイントミキサー スーパーライトレーキ 山越スクレイパー カムバックル荷締め機 各種左官用バケツ 防草シート FRP鏝 ドリルポンプ ショート道具洗い クギ袋各種 収納名人 変換フランジ 浅原「改」3号レンガ などなど他にも多数! ■上記の他にも勿論、各種工具類や鏝関係が手頃な価格で展示販売されております。 また欲しい物が見つからなかったら 迅速に手配もいて頂けますのでお気軽にお申し付けください。 |
■第1回「かべ屋倶楽部」主催 健康壁セミナー事後報告です。 ■栃木は足利市で次世代を担う若手13名からなる左官職人の集い「かべ屋倶楽部」が 平成20年11月1日に開催した「健康セミナー」が好天の中、無事終了した。 今回の企画はハウスメーカーや材料メーカーが主体となったのではなく、左官屋が 主体となって開催されたことに意味がある。そのため参加者の内容もとてもバラエティーに 富んだ内容となった。 実際に新築を計画しているご夫婦やリフォームを計画中の方々、 更に工務店や設計士や同業者。 加えて彼らが手掛けた実際の施工主など、総勢51名が 会場へと押し寄せた。 会場内には彼らが2週間を掛けて製作した珪藻土・ジュラク・漆喰・ 磨き壁などのサンプルが50枚近く飾られている。「五感で体感する珪藻土」のコーナーでは ミニチュアながら珪藻土の部屋とクロスの部屋を製作。熱湯による結露の具合やアンモニア 臭の除去テストなどを行った。 セミナーのテーマは「シックハウスとアレルギー」。 参加者には実際に悩まされている者もおり、全員がその深刻さを深く心に刻み、特に設計士 にとっては考え深かったようだ。 代表者である植木左官は言う、参加者の皆さんから 「次回も是非、開催して下さい。」との声を頂いた時、やって本当に良かったと実感しました。 加えて、今回のセミナーでは背伸びをせず、出来るだけお金を掛けないことを心がけました。 その結果、メンバーも知恵を絞ることで楽しい企画が出来たと思っています。 その考えは第2回にも生かされるでしょう。 「かべ屋倶楽部」の前にはすでに第2回目の開催が大きな目標となっている。 現場を知っている彼らだからこそ、伝えられることがある。 それが左官の魅力だ。 まだ小さな一歩にしか過ぎないがこの行動がもっと広がり、受け継がれて行くことを願う。 他の地域でも独自のやり方や見せ方で試みるのも面白いかも知れない。 |
■珍しい鏝の映像が撮れたので、ご紹介させて頂きます。 | |||||||
|
|||||||
■昨今ではTVのリフォーム番組でも使用されたように、バリアフリー用として野外の舗装に使われたりと、衝撃吸収能力から 個人宅にも意欲的に使用されている素材でもあります。 機械的なフォルムが個人の自作のようにも思えましたが、実用新案登録・意匠登録もなされているようで、販売目的にも製作 されているようです。(現在でも販売されているのか?販路は不明です。) 機能としては後方の穴にライター用のガスを 充填し、使用します。 柄の先の出っ張り部分が着火スイッチです。 抑えると同時に電子着火で鏝内部の空洞部分に炎が 噴射され底面に熱が伝わると言う構造です。 もちろん火力調整も出来る優れものです。 重量も適度で、グリップのフォルムも とても良く計算されています。 本商品の映像からも確認できるように所有者は相当使い込んでいるようです。 もし、製作されている方、ご本人またはご存じの方が居られましたら是非、私木田にご一報下さい。 |
■左官の未来を切り開く!「左官講習会IN淡路」 ★左官の持つ本当の魅力を追求すべく全国から160名を越える猛者達が集った。 野帳場や町場、地域の枠を越え、互いの腕を磨きあった。 晴天に恵まれた初夏の淡路の光に照らされ、熱き者達の二日間をレポートしました。 詳しくは・・・「左官講習会IN淡路」レポート |
■兵庫県篠山市の左官は本当に熱い。 2007年2月、若手を中心に「平成仲ヶ間(なかま)組」を結成。 少数参加による、より実戦主義の勉強会を発足させた。 講師5人に対し生徒は僅か10名と言う実戦主義。 講師もまた修行とばかり、一緒に作業することに重点を置いた 勉強会だ。 だから道具を持たない者には見学すら許さない 厳しさ。 そこにはベテランですら謙虚に鏝を振るっている。 彼らは単なる回顧主義者ではない。底深い左官の源流を 辿ることで自らの懐の深さを追い求めてようとしている。 (神戸新聞2007 12/28掲載) ※同勉強会の活動を取り上げている。 |
■「金物まつり・前夜祭」は3日午後5時から 三木ホースランドパーク内エオの森・研修センターにて 開催されました。 当日は金物まつり初日でもあり、お昼過ぎから徐々に 携帯が鳴り始めます。 『木田さん、どこに居るの~?』 やっとお会いすると、その両手には買い物袋が沢山ブラ 下がっている(笑) 午後4時をまわり、私は先に会場へ 移る。 日も暮れ始めるとぞくぞくとメンツが集り始めた。 懐かしい顔ぶれに加え、初めてお会いする方々も沢山 いる。 先に部屋に入って頂き、先ずは一息~ 『缶ビールが喉にしみる~クーッ!』 宴会を前にすでに 盛り上りを見せ始める。 講習会の情報や左官の現状や地域格差など・・・ そして「浪花の梶正」が会場いるすると、その明るい キャラクターと自虐ネタで場内は一気に盛り上がる。 少し遅れて、松木さんや西川さん、植田さんの大御所が 大勢を引きつれ会場入り! 私を始め、五百蔵さんも大はしゃぎです。 |
|
場所を宴会場に移し、交流会(忘年会?)の開催です。 直ぐに乾杯を始め、参加者の自己紹介へと移ります~ 会場の隅々で左官談義・鏝談義が盛り上がります。 思いっきりふざけて・・・ そして思いっきり真面目に・・・ ※実は私、前日から風邪をこじらせており、夜は10時過ぎにダウンと、最後までお付き合いすることは出来ませんでした。 (ゴメンなさい!)でも、ご参加頂けた皆さんには例え僅かでも、明日の糧になって頂けたと信じております。 どんなに辛い時も『あいつも今頃、頑張っているだろう。』 しんどくって根を上げそうになった時も『この程度で根を上げたら、 あいつに笑われるよな』 この広い世界では多くの左官が今日も戦っています。 土間を押さえながら一流を目指し、基礎を仕上げながら世界を目指す。 国宝を補修しながらも、その腕に疑問を 抱き、その壁に自分だけの世界を描こうとする。 この会を通じ、左官の秘めたる無限の可能性を改めて 感じさせられました。 また、少しでも多くの地域に左官鏝の充実した店舗の開拓をお願いされました。 (さすがに、これだけは店舗経営者の意向もあるので、お時間を下さいね。) ご参加下さった皆さん、お疲れ様! ホントに楽しい一時でした。 追伸、お仕事や急用でご参加出来なかった方々も次回の機会には是非、 お待ち申し上げております。 この会は年齢や経験・力量等は一切関係なく、志(こころざし)を持った者たちの 集りです。 そして一年の労をねぎらい、明日の力となれば幸いです。 (職人魂 木田) 【追記】個人負担は宿泊・宴会・飲み放題・朝食合せて8,800円となりました。 部屋内でのおつまみ・お酒・ その他飲み物は関忠・五百蔵製作所にてご用意させて頂きました。 |
|
||
|
||
|
||
|
||
■左官は器用な職種である。 大手の意図により、野帳場・町場の住み分けがなされいるが、実はそのいずれも 左官の技術を生かした専門職と言える。 ビル工事ではそのプロがおり、他の左官を圧倒する経験を積んでいる。 土間もしかりである。 しかし、近年では大手ゼネコンの地方進出で、それらプロの専門職が人手不足に陥って いる。 そこで応援に借り出されるのが町場の職人達である。 卓越した技術がそれらの仕事をもこなしている。 それと比べ、この勉強会で学ぶ技術が即、現場に繋がることは容易ではない。 むしろ皆無かも知れない。 しかし、この技術こそが土と木の生活文化を持つ日本の伝統であるのは間違いない。ある講師は言う、「もし、この 技術が伝承されなければ国宝級は勿論、文化財や民家の修復・維持すら出来なくなってしまう。」 左官不遇のこの10年を「失われた10年」と人は言う。 ベテランは引退し、後継者もめっきり減少している。 今いる者達こそが実は今後10年を支えて行く期待の星である。 左官は器用である。 コンクリート住宅も木造も こなして見せる。 それが左官である。 今回は見学も含め100名を越える参加者を集めた。 「実は昨日まで コンクリート土間仕事でヘトヘトなのよ。」 真っ黒に日焼けした彼の顔はそれでいて、すがすがしかった。 またある者は言う。「知らないと言う事は失敗で恥をかくより恐ろしい。」 知らなければ学べばいい。 そんな環境に ない者もこの勉強会には足を運んでいる。 見学者を見て私は「皆、塗ってみたらいいのにね。」するとある講師は 付け加えた。「大丈夫ですよ。ここに来た者達は帰ってから必死で特訓を積み重ねていますから。」 完成度への拘り、高い技術と経験があれば効率も良くコストも抑えられる。 左官は奥が深い。 それは講師を務めた面々も同様で 「日々修行と発見です。」と口を揃える。 ブロック積み、基礎工事、コンクリート打ち、補修工事・・・ そのいずれの源流も日本が誇る左官の技術だ。 大手がいかに省こうとしても、図面に無くても頼りにされる左官。 講師としても施工に於いても世界を渡り歩いた 久住氏は付け加える。「日本の左官は世界一です。」 「何をと聞かれ、迷うならジュラク壁を挙げれば良い。」 野帳場の経験を持ち、今やカリスマと呼ばれる彼の言葉に励まされる。 目指せ!左官最強!終わることのない左官修行が人生を豊にしているのは間違いない。 |
||
|
||
■そして最後に・・・ ※今、大会を主催下さった篠山の皆様には心より御礼申し上げます。 会を重ねるごとに深まる期待に答え続けることは並大抵ではなかったと思われます。 また、お仕事の合間を ぬって一ヶ月以上の準備に携わって下さったことも私達は忘れません。 本当にありがとうございました。 そしてお疲れ様です。 |
■20年近くを数える展示会である。 同展示会は左官業とタイル業の皆さんがほぼ半数の割合で参加してくれる。 多くが常連さんですが、年を重ねるにつれ、親方は弟子を引き連れ、父は二代目を伴い足を運んでくれる。 ある二代目は父の伝票を断り、現金での支払いを願う。「なぜ?」の問いに彼はあっさりと「自分のお金で買うと 道具を大切にできるから。」と、言ってくれた。 鏝を手渡す私の心も本当に熱くされる言葉だ。 若い世代は互いを意識し、切磋琢磨をしている。 今は私を慕ってくれているが、いつの時代か私が彼らに学び 助けられる時がくるだろう。 その時がくるまで私はこれからも全力で走り続ます。 ■小山商事株式会社:URL http://www.koyamashouji.co.jp/index.html ※福井県で建築用タイル・石材の販売を主とした建材店を地域4店舗で運営している。 お客様のニーズに答えるため左官・タイル工具の充実を求め当社と取引きを開始。 以来、20年近い関係を続けている。 展示会は毎年4月初旬に開催。当社の他にも材料メーカー梅彦、 ミキサーメーカー、マゼラーが参加。 「流石(さすが)」をキャッチフレーズに地域一番を目指している。 |
■恒例の「金物まつり」は今年も県内外から15万人以上の来場者を迎え11月4日~5日の両日に渡り、盛大に 開催されました。 今年は晴天に恵まれ、開催時刻のAM9:00を待ちきれず早朝の7:00からすでにお客様の姿が ちらほら・・・「まだ、お売りはできませんが存分に下見をして下さい。」の言葉に「その腹づもりです。」と、したたかな 返答。 それもそのはず・・・金物の街、三木を代表する卸(おろし)問屋が数百件も軒を連ね、ひしめき合いながら 年に一度とばかり、掘り出し物を大放出するのですから・・・ 来て満足した方や、残念ながら、これなかった方も、 ここで私から[掘り出し物探し]のヒントを伝授しますので是非、次回の開催時にはお役立て下さい。 ★私達、問屋は常に多くの仕入れを行います。単純ですが沢山の仕入れで安く買うことができるからです。 ただし、これにはリスクも付き物です。そう、多くの在庫を抱えてしまうことです。 売れない訳ではないが倉庫にも 限界があります。それらの一部を破格の値段で放出しています。例えば見慣れた商品でも良く価格を見て下さい。 問屋ですらビックリする値のものがあったりします。 (※事前に欲しい物、購入計画のある品の価格を下調べしておく。) ★三木市が金物の町として親しまれているのは鋸(のこぎり)・蚤(のみ)・鉋(かんな)そして鏝(こて)に代表される 鍛造技術品に優れているからです。 しかし、これら名品もバブル期に「足が遅いから・・・」そんな単純な理由で お蔵入りされてしまい・・・年月の経過でパッケージの破損や商品の色あせ等で特価処分。 (※この様な品々には特に掘り出し物が多くあります。昨今の店頭で、見かけない品でも是非、 手にとってお確かめ下さい。) ★最後にベテラン販売員に、お勧めの品を伺ってみて下さい。 多くの販売員は私同様、長年に渡り小売店へ 道具を販売してきたプロばかりです。私達の通念は「良い品」と巡り会うこと。 更に、その商品に関して適切な アドバイスに納得できれば迷わず購入をお勧めします。 (※後悔先に立たず!きっと満足頂けるでしょう。それが私達の誇りですから。) ■以上で、簡単ですが「金物まつり」速報と替えさせてさせて頂きます。そしてこの二日間、私のブースへお越し 頂いた「職人魂」の皆様方には深く感謝申し上げます。 バタバタしており不徳の至らぬ処も多々有りましたことを 改めまして深くお詫び申し上げます。 そして次回のお越しをご期待致しております。 |
■今回は大津磨きに加え、伊賀の鉄壁(伊賀独特の磨き大津で表面が 南部鉄のように仕上がる)の実演講習が行われました。 加えて、土壁を塗り調合別材料と鏝の関係について検証。伝統的な土 壁の勉強会を通し、左官の魅力・可能性を互いに探求して行きます。 ■永い年月を掛け習得した技法や知識を惜しげもなく公開し、伝授して くれる講師はじめ緒先輩の好意に若手達も熱意を持って返して行く。 |
■自ら磨き用中塗り下地パネルを持参し、 伝統技法にチャレンジして行く。 個々に持ち帰った作品は後に壁見本となり 設主や設計氏に左官の魅力伝えて行くこと だろう。 ■仕上がり具合には満足度も様々だろうが これからは自らに課せられる日々に鍛錬に よって確実に成果を見出すことだろう。 |
■鏝鍛冶からは金鹿、杉田、宮脇、五百蔵 氏の4名が参加。今回は鏝以外にも各種 トンボ類や道具箱など工具類を展示。 高い人気を集めました。 ■会を重ねるごとに進化を遂げる左官鏝。 鍛冶にとっても修練の場となっています。 |
■伊賀の伝統技法 「鉄壁」をご指導下さった 多羅尾氏に感謝です。 尺サイズの鏝も氏に掛か れば小さく見えました。 |
■京都からは佐藤ひろゆき氏が講師と して参加。自らも多くの弟子を育て上げた 巨匠。 人柄は温和で面倒見が良い。 ただし、いざ作業に入ると妥協を許さない 厳しさは自らにも課せられている。 技術の向上を目指すのはベテランも同じ。 |
||||||||
|
|||||||||
|
■第4回「鏝鍛冶と左官の交流会」 ※主催:笹山市左官技術研究会 講師:久住章、佐藤ひろゆき、浅原雄三、奥田信雄 (以上、敬称略) 左官の技術は今も進歩を続けています。 絶え間ない鍛錬と、尽きることの無い探究心が 建築業界に於いて、異質とも思えるプロ集団の 地位を形成しつつあります。 なぜなら左官にしか出来ないことが絶えず存在 するからです。それはこれからも変わりません。 |
■左官は技術の宝庫です。しかし、現状ではそれらを活かし育むための現場は極僅かに 過ぎません。 講師の面々もその状況は同様です。この交流会では失われつつある左官の 伝統技法を絶やさぬためベテランと若手が混ざり合い、共に手を取り、時には共に問題を 解決して行くことで技術継承を試みた男たちの熱い2日間の戦いの記録です。 あまりの熱気に室内の湿度が上がり、大津磨きの仕上がりに影響を及ぼすほどだった。 講師すら人。絶えず満足が行く壁に仕上がるとは限らない。納得が行かない壁は惜しげも なく剥がされて行く・・・飽くなき探究心がそうさせたのだろう。 |
■佐藤氏は語る。「職人・道具・材料、この3つが常に情熱を持ち、高みを目指し 続けることで左官は進化し続けて行く・・・」 また、彼はこうも付け加えた 「道具は常にその適材適所がある。」 「一度で判断するのでは無く、状況に合わせ使い込んで欲しい・・・」 自らが所有する鏝は数えられる範囲を越えたと言う。古くは江戸時代の品も 所有している。気に入った品は必ず全サイズを揃えるのが彼流のこだわり。 |
|
■当日は別室にて左官鏝の頒布会が併せて開催されました。参加者の多くが遠方 からの来場者と言うこともあり、私達の鏝は高い注目を浴びました。 また、鍛冶屋達による鏝材料の価値や仕上がり工程の説明に強い関心が寄せられ ました。今回の交流は鍛冶屋達にとっても現場の声を聞くことで多くを学べたと言えます。 その成果は何れ新たな鏝として実現されるでしょう。 情熱から生み出された鏝は主に手作業を有し量産は不向きです。材料コストも高く とても採算の取れる品物ではありません。しかし、私達は挑戦し続けます。 なぜなら、それこそが私達の目指す目標だからです。過去に生きた先人達の影を私達は 今も追い続けようとしています。そんな道具を求める職人が一人でもいる限り。 |
||
■最後になりましたが本交流会開催にあたり、1ヶ月以上ボランティアとしてご活躍下さった笹山市左官組合の皆様に深く 感謝申し上げます。本当にお疲れ様でした。 |
■初日に開催された「鏝絵シンポジウム」では300人を超える参加者(図1)を集め、写真家
藤田洋三氏(図2)の進行で開催された。 壇上では石州左官の技や鏝絵の歴史に関する発表がなされ、他にも鏝絵創作家、松浦満幸氏(図3・4)と品川博氏による鏝絵の 実演が行われた。その後に開催された交流会では関係者や参加者が終始和やかな雰囲気で、親睦を行こなった。 ■ペンギン鏝の総帥、五百蔵満弘氏と談笑する松浦満幸氏(図4)。 鳥取の佐治実左官からは佐治三津弘氏が来場。(図5)では 宮脇鏝製作所の宮脇正利氏と写真に納まった。 翌日は島根県太田市を中心に鏝絵を散策するツアーが開催された。 ■ホールに展示された品川氏による作品に人々の注目が集まった。スズメの造形物はセメントによる作品で僅か15cmX20cmの 台座に2匹のスズメが今にも羽ばたきそうな躍動感ある仕上がりは正に芸術の域に達している。 |
■同大会は阪神・淡路大震災10周年記念事業「ひょうごものづくりフェア」の目玉イベントとして 9月2日からの3日間に渡り市民広場にて開催されました。全国、10ブロックから選び抜かれた 名工達その技術を競い合い、多くの関係者そして一般者の注目を集めていました。 主催/(社)日本左官業組合連合会・兵庫県 会場/ポートアイランド市民広場内モニュメント広場 |
|
|
|
|
■左官業界に携わるカリスマの一人として久住 章(くすみ あきら)の名が上げられる。 現在、彼は「青森県立美術館」の施工に携わっている。 事業は平成19年完成度を目指し 総工費110億円を投じられた巨大プロジェクトとなった。 【独創的な壁作り】として有名な彼が今回、取り組んでいる工法は遺跡の発掘現場を イメージしたと言うもの。 設計段階から参加し、建物の躯体にセメント入りの土を吹付け 乾く前に表面を削り出す、と言う手法で行われている。正に発想の転換がなせるアイデア である。 久住氏をよく知る者は言う、『日本の左官技術を国内は勿論、海外へも発信する 彼の技術と絶え間ない努力にはいつも感動させられる。』 ■世界最高水準にある日本の左官技術の発展を私達はこれからも応援し続けます。 |
■三木市の鏝鍛冶達が組織する鏝工業組合と 50年以上の伝統を誇る篠山市左官技術研究会 その双方の意思と願いから実現した「交流会」は まだ肌寒さが残る、兵庫県三木市、森林公園に て130名を越える参加者を集め開催されました。 講師役としては浅原氏、久住氏、佐藤氏の3名が ボランティアとして参加。加古川の品川氏もスタッ フとしてご参加。 受講生も遠くは群馬県や金沢からと多数のご参 加を得て会場は熱気に満ち溢れていました。 |
■クセも個性の一つ、ただ技術への探究心は 貴重と自らの経験を惜しげもなく語る3名。 鏝への要望や可能性も多くの意見が出された。 ■鏝の好みは十人十色、大きさ、厚み、硬さと 自分に合った鏝を探すことも大事だと言う。 彼らの本当の願いは未来への技術の継承にある。 |
|||||
久住 章氏 | 浅原 雄三氏 | 佐藤ひろゆき氏 |
|
|
■AM10:00に開催された「交流会」は第一部 として中塗仕事について語られた。その後、会 場を鍛冶屋の作業現場に移し鏝の製作工程を 見学。これからも段階を踏み、計6回の開催を 予定している。 |
■愛知県からは㈱花咲か団の代表である 岡田 明廣氏が来場していた。会場では熱 心な質問をし探究心の旺盛さを垣間見せ る。隣に並ぶのはペンギン鏝の創始者で ある五百蔵鏝製作所代表五百蔵 満弘氏。 ■会場外では岡田氏が持参した自作の鏝 絵の道具類に参加者の注目が集る。 |
■左は岡田氏作の鏝絵。手を 加える箇所もあり、まだ不完全 だと言う。右は自作の鏝絵用の 道具類。完成度は高い。使い 込まれているようだが手入れも 万全で艶もいい。 他にも市販品を上手く使い分け ている。 |
■今回の『交流会」を企画した篠山市左官技術研究会のお二人。 左は兵庫県左官工業組合 理事長でもある嶋田 弘之氏 右は現篠山市左官技術研究会 会長 南俊行氏 ※この数年は三木の金物まつり参加等、後継者育成事業を数々こなし てい。同、研究所は他と同様当初は協同購入を目的とした組合だったが 創設50年を期に組織名を変更。現在は後継者育成と左官技量の発展に 力を注いでいる。名人と言われる久住氏も同胞の一人。 |
■会場正面に 飾られた鍛造 鏝の製造過程 の実物。段階 で見ると分かり 易いが実は根 気のいる仕事。 |
■「交流会」 それは左官業と彼らが使う道具(鏝)を製造する鍛冶達の出会いを目的として開催された。 現在においても日本の文化とも 言える建築を支え続けた[左官]。 双方の思いはその技術を絶やすべきでは無いと言う、熱い思いに他ならない。 自らの情熱を傾け、 鍛錬を尽した者達の出会いは「交流」と言う、生易しいものではなく妥協の無い熱い出会いの場となった。それは互いを尊敬できる者だけが 味わえる至高の一瞬にも思えた。そして、いつの時代か・・・双方は互いの枠を超え固い絆で結ばれるだう。 |
最近の洋鏝です。今の所、販売の予定はありません。 |
★某商社にて最近のアメリカ鏝(洋鏝)を入手しました。曲線を加えたゴムグリップの 形状やキャスト抜きと推測される背金(せがね)首部分等、ボリューム感タップリの鏝です。 全長は410mm元巾108mm先巾88mmやや細手の仕上がりでした。板厚は8mm。しかし 残念なことに仕上は到底、国内品の比ではありませんでした。この大きさと背金を持ち ながらカシメは僅かに6ヶ所。材料は鋼(ハガネ)を使用していますが板はベコベコ! グリップも日本人には少々(円量気味に・・)太すぎるようです。 製造はどうやら中国製と 推測されます。 話題性があっても実用性がなければ生き残ることが出来ないのがこの 世界。現在の所は販売を予定しておりませんが、今後の参考にはして行きたい鏝でした。 |
|
||||||||||||
★「左官屋さんの喫煙所」 ※現役の左官職人 長八さん(HN)により開設されているコラム中心のサイト。独特の 文面は鋭く、時に詩的と魅力に溢れている。現状の現場を経験しているだけに参考になる内容も豊富。閲覧者に より、書き込まれるコメントも今やサイトに膨らみを持たせ重要な位置を占めている。ある意味、最新の情報サイトと して左官業にとっては目の離せないサイトと言える。 ★下記による「鏝の焼き入れについて」は長八氏が同サイト内にて発表された文面をご本人の好意により転載させて 頂きました。内容においては使用感等、環境・材料によって個人差は有ると思われますが当方にて過去に発表させて 頂いた内容より充分に充実しており、また現場に適したコメントだと思われますので掲載させて頂きました。 |
||||||||||||
|
[第39回 日本左官業組合連合会 青年部定期総会 福井県大会参加報告(平成15年6月15日)] | |||
|
この日は五百蔵氏作の一点ものを中心に展示しました。 なかでも「ひきずり鏝」は一人で多サイズを購入される方も多く あっと言う間での完売となりました。一部コーナーでは人気の アウトレットコーナーを開設。ご好評を頂きました。 「鏝は鍛冶の手による技量は8分だけ。のこり2分は使う者が手を 加え育むもの。」奥の深い言葉を頂き、感激しきりの一日でした。 |
[日左連青年部]HPでも お馴染み伊藤充隆氏と 初対面。「職人魂」では お世話になりっぱなしで したから感激もひとしお! 現在は顧問として活躍。 |
この日の主役とも 言える福井県支部長 島田宰任氏。大役を 見事に果たしきった。 スタッフの皆さまも お疲れ様でした。 |
福島県支部長大和幸夫氏 春に開催した福島県での 展示会でお世話になった ので思わず声を掛けてしま いました。面倒見が好い アニキ分って感じです。 |
|
||
|
当日展示された鏝絵に 人々の注目が集る。 |
塗壁体験には参加者 も夢中に取り組む。 |
熱心に鏝を見つめる皆さん。 角柄・丸柄への拘りも京都らしい。 |
当日は戸谷氏製作の「鉄首」も 展示。皆、話に聞き入っていた。 |
平成15年9月28日、晴天に恵まれた京都テルサ会館は100人を越える 参加者の活気に満ち溢れていました。「左官業・後継者育成~」をテーマとした 講演会では夫婦での参加者も多く皆、熱心に講師の話に耳を傾けていました。 古都京都にもおいても技の伝授は重要な課題と言えます。 歴史ある建築と文化の保存には左官業の技術は必要不可欠だからです。 |
|
私達(㈱関忠)はこの日、京都府左官技能専修学院・西村学院長のご好意により、講演の前後 約2時間において鏝の頒布会を開催させて頂きました。 「鏝の匠」五百蔵 満弘・宮脇正利両氏を伴い満身で望んだ大会は高い評価と数々の励ましの 言葉を頂き無事幕を閉じることができました。 |
この日、私達は忘れることの無い出会を幾度と体験することとなりました。 熱い夢を語り聞かせて下さる 諸先輩方にむしろ励まされたからです。匠の技を受継いでこられた彼らだからこそ、道具を愛しその物を 作り続けた私達を快く受け入れてくれたのだと感じました。 私達は時に歴史を駆け足でたどろうとして います。 建築もしかりで脈々と受け継がれた技法を安易に解釈しようとしています。しかしそこには材料 道具そして技術の3つの柱がどれ一つ欠かかす事ができません。指導員の方々はそれらを熱く語り 次世代に託そうとしています。「職人魂」それは技に生きる者達の絆だと感じさせられました。 |
京都府左官業組合連合会 京都左官協同組合 専務理事 平尾 茂 氏 |
京都府左官技能専修学院 学院長 西村 弘三 氏 |
京都府左官業組合連合会 会長 山口 守氏 |
日本左官業組合連合会 青年部 顧問 佐藤左官工業所 佐藤ひろゆき 氏 |
||||
社寺・京壁・デザイン壁 しっくい浅原 代表 浅原 雄三 氏 |
㈱五百蔵製作所 代表 五百蔵 満弘 氏 |
宮脇鏝製作所 宮脇 正利 氏 |
㈱関忠 商品開発部 部長 川村 雄治 氏 |
道具を手に取り、見つめる 眼差しにも厳しいプロの目が 光る。妥協は結局自らの腕を 殺しかねないからだ。 互いに情報交換する姿も見 受けられる。 |
プロ達の質問に対し私達の対応にも熱がこもる。 学び合うもの同士だけが感じ取れる至福の瞬間だ。 同席した「鏝鍛冶」も多くを吸収したと言う。 語り合うよりも感じ合うことで互いの技量が発揮される これからの期待に胸が高鳴る。 |
これ何だか分かる? | |
これが当社レンガ鏝の秘密のカギです!詳しくはここから。 ※この小さな一本こそ、この道一筋に50年を生き抜いた一人の男がたどり着いた 究極の素材です。当社の本職用レンガ鏝には本焼・ステン共にこの素材を使用し 完成しています。それは素材選びによって完成された究極の逸品だからです。 |
造園用人造柳刃鏝 資料掲載 | ||
現状では、ほぼ入手が困難とされる「造園用人造柳刃鏝」の資料が 入手できましたので掲載いたします。 本体・柄・鉄首・カツラ部分と最低でも4人の匠による分業を必要とされる 古式鍛錬工法の逸品は需要の低下と後継者不足による技術者の廃業に 伴い、確実に市場から姿を消そうとしています。 これら工具の殆どが 設計図を持たず、職人の勘と経験により製作しているため、たとえ写真とは 言え、今後も重要な資料になると思われます。 |
||
鉄首はレンガ鏝のそれとはハッキリと違う事が 見てとれる。腰に力が乗るよう角度を付け柄に 貫通させ、耐久性と強度を図っている。 鉄首は直径7ミリ程度の四角形をしている。 |
||
材料は鋼(ハガネ)を使用。強度が付く 本焼仕上を採用。押さえ力が四方へ 均等に伝わるよう背部分は長方形型に 厚く肉を残している。(右図点線参照) 厚手の材料から打ち出し、削り込みを 手法とする「人造鏝」の真骨頂だ。 |
||
復刻版情報はここから・・・ |
|
|||||||
■来店スナップ写真館 ※関忠(せきちゅう)にて。 ※2007年より、ご来店の記念に撮影させて頂きました。私がいない時は撮影しておりません。すみません。 |
|||||||
|
|||||||
|
|||||||
|