ジャバラ型折れ[NO577]｜職人魂 匠の技を支えるプロ専用工具サイト

左官の伝統的工法とも言える蛇腹引き（じゃばらひき）の型をこしらえる専用工具。蛇腹引きとは純和風建築とは異なり、明治時代に持て囃されたヨーロッパ風の建築を日本の左官技術で作り上げた独特の工法。引き型は下地や中塗・上塗り用と様々なものを創作。ヨーロッパの石文化に勝るとも劣らない、明治の建築文化を作り上げた。

★現在に至っては古き工法とも思われていたこの［蛇腹引き］であったが、その使い手が減少するに
伴い、むしろ重宝されており、大正ロマン建築の修復や多彩なイメージの素材として今なお愛されている。

※本商品は後期改良型として片側に「釘抜き」が付属する。これに関しては名人、久住 章氏も
「釘抜きがあると便利」と、高く評価している。

(お詫び)現在、本商品を制作下さっていた職人さんが高齢によって廃業されました。
現在、新たな制作先を模索してはおりますが、技術的、単価的に折り合いが付きません。
よって誠に申し訳ございませんが現在の所、再発売の予定は未定となっております。