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油焼中塗鏝
炭素量(C)は本焼に並び多く含まれるが焼き戻しの段階で本焼より高温で焼き戻しを行うことで、ハガネの強さ、そして粘り強さを実現した。本焼と比べ明確にモルタル対応が鮮明な鏝。土物対応には不向きであるが、現代建築には重宝する。材料は本焼同様、JIS規格 炭素工業鋼SK−5を使用。鉄を知り尽くした鏝鍛冶により開発当初は奇跡の作品と賞され、現在も愛好者は多い。半焼との差別化を狙い、火色(ゴールド)を施す。 仕上鏝では主にこの油焼が定番。
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ステン中塗鏝
材質はSUS420J2を使用する。これは純度の高いステンレスと比べ、焼入れが可能なハガネである。絶対に錆びないわけではなく、あくまでも手入が楽と言うのが特徴。炭素量は半焼と同量ながら硬度は本焼と並ぶ。焼入れにより、硬度は高まるがモロくなるため焼き戻しにより、甘さを持たしている。やはり本職なら是非、一度は使って欲しい鏝。通常の貼り付け鏝とは一線を引いており、固定のファンも多い。 当社の作品は首もステンを使用したオールステンレス製。
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山重 油焼塗付鏝
塗付型は既存の中塗型よりも全体に スマートに仕上げた作品です。
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山重 半焼塗付鏝
梶原氏作の塗り付けコテ。半焼材料を使うことでよりモルタル作業に特化した鏝に仕上がりました。
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軽量モルタル塗付鏝
軽量モルタルの特性を徹底研究!材料のキレの良さにもこだわりました。軽モル塗付鏝
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