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左官鏝作りに取り組んでおります。
飽くなき「匠」達のもの作りを支える
ことが私達の目標です。

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■静岡「左官を考える会」

舞台上ではノロ塗り付け、糊土、漆喰黒磨きが行われており、片隅では
植田さんが釜戸の塗り重ねをされておりました。
そして、野外では研ぎ出し作業が二日に渡って行われておりました。

左官講習会、全体の流れとしては黒漆喰磨き・白漆喰磨き・糊土で、
一日目は髭子(ひげこ)鎚による髭子打ち、水引具合を見ながらの
中塗が行われました。
二日目は漆喰塗、糊土塗りそれぞれに分かれての作業をしており、材料の
フルイ分けから、材料の練作業、そして糊土・漆喰それぞれの塗付、
磨きが行われました。
漆喰の磨き作業ではムラが出ないように鏝(こて)で何度も、何度も
押さえおり、最後には素手でも磨きを加え、磨き作業がこんなにも時間と
手間が掛かることに改めて驚きました。

糊土の講習では植田さんが実際に「現代風糊土用 なで鏝」や
ハイパーマジック鏝」、「マンボ塗付鏝」等を使用し、受講生に指導する
場面が見受けられました。
塗り方のコツや気を付ける事など細やかに説明されておりました。
この時の様子は上記の動画でもご覧頂けます。

釜戸作業では植田さんを含め三人がかりで塗っており、それぞれが
違う鏝を手にし、分担して作業する姿は誰一人とて無駄なく、
息の合った動きにはこれぞ「職人魂」!と見とれてしまいました。
使われている鏝も貼り付け鏝に改良を加えた自作の鏝もあり、
製品開発としても勉強となりました。
数時間に渡る作業により完成した釜戸はその光沢と美しさから
手仕事ならではの存在感で更に左官技術の奥深さを物語って
おりました。
170名近い参加者。まさに世代を超え、これこそが左官界のサミット!
■今回の「左官を考える会」を経験し左官という日本の伝統を
次の世代へと継承し、日本から「左官の壁」という文化を維持し、
そして新たな技術を生み出して行くことがいかに大切か言う事が
学べました。
現在、クロスや新建材などの発達により日本の「壁」文化が
衰退していると感じている人もいるでしょう。
実際、私もそう思います。
しかし、だからこそ左官職人さんだけではなく、鏝屋・鍛冶屋、
そして材料メーカーら全てが協力し、技術や情報を共有して
業界を支えて行く必要があると感じました。

若手育成と情報共有の場。 それこそが「左官を考える会」の
最大の魅力であり、今後も途絶えることなく続いて行くと
確信しております。

                       撮影/文 ㈱関忠 井上 拓也
好評に付、再販が決定しました。
詳細と購入ページはコチラです。
※なお、ロッド生産の性質上、完売の際はご了承下さい。

「左官を考える会」★フェイスブック
最後に、当社㈱関忠は静岡県「㈲村松建材」様のご好意により
同勉強会に参加させて頂きました。心より感謝申し上げます。



福井県 小山商事 春の展示会 2012/4/11~12
★何度も言ってるかも知れませんが、私はこの福井県の土地が大好きです。 自然豊かで、
食べ物が美味しいと言うのもありますが、この街で知り合う人々の多くが、本当に気取りなく、
一生懸命働き、一生懸命遊び、人との和を大切にしているからです。

そして30年近く続いているこの小山商事(株)の展示会は映像だけでは計り知れない賑わいで
私を向かい入れてくれています。 初日(11日)の武生会場では約60名。 二日目の(12日)福井
会場では70名がお越し頂き、中でも二日目の早朝は展示前のAM7時過ぎにはすでに20名
近いお客様が会場外で待って下さり、展示開始と同時に正に飛ぶように道具を購入して下さり
ました。  正直、このような展示会を今後そう簡単に真似できるとは思えません。

バブル崩壊以前ではあちこちでこの様な展示会が開催されていました。
しかし崩壊後、その殆どが展示会をやめてしまいました。 しかし先のワタヤスさんにしろ、
ここ小山商事さんにしろ、準備の手間やコストに耐えながらも『お客様第一』の想いを
捨てず、ずっと継続したことにあります。 それはお客様たちにとっても今や大切な恒例行事と
して受け継がれ、ご来店下さっているお客様今や二世代目にまたいでいます。
当日は何度も「ありかとうございました」と伝えましたが、ここでも改めて言わせて頂きます。
「本当にありがとうございます」 皆さんとお会いできることは本当に喜びであり、私の支えです。
これからも頑張ります。 そして次の展示会でもきっと新たな発見が出来るよう、明日から
その日を想い商品開発にも尽力していきます。             木田まさひろ

★(株)ワタヤス 春の招福ふれあい市 H24年3月24日~25日
★昨年は震災の影響で開催を見合せた同展示会でしたが、約1年ぶりに31回目の
「ふれあい市」が開催されました。

まだまだ肌寒さも残る、福島県郡山市の会場には朝から多数の来場者が集い、
初日からすでに熱気に包まれて行く。

遠くは仙台から駆けつけてくれたりと、福島の復興、そこへ賭ける職人さんを始め、
金物店・建材店さんの熱意が伺えてくる。 「がんはれ!福島!」

                                  ※関連記事はコチラです。「職人魂ブログ版」



拘りのホロ付き軽トラックは俺の大事な足!


先に掲載したホロ付きトラックの第2弾のご紹介です。
と言っても何もホロ付きトラックのご紹介をシリーズ化
するつもりも無かったのですが、前回と同様福井県での
展示会で偶然にも魅力的なホロ付きトラックが見に止まり
ご主人の許可を頂けましたのでご紹介させて頂きます。

通常の軽トラ荷台部分にオーナー様はテント専門メーカーに
依頼し、総工費約8万円でこのような立派なホロ付きの荷台
部分を完成させました。

内部にはしっかりとスチール製パイプで骨組がなされ、
充分なほどの荷台スペースが完成しております。

ここ福井県は冬には厳しい豪雪に見舞われることも多く、
このような工夫は作業時の効率に大きな違いとなります。

私のような昔人間はどうしても子供の頃に見た西部劇の
ホロ馬車への憧れか、こう言うのが無性にカッコ良く
映ってしまいます。 頑張れオーナー!カッコいいぞ!


★もう既に多くの方々がご訪問頂いている
所沢市の(有)木下金物店さんですが、
より多くの方々にご満足頂けるようにと、
当社の人気商品
が続々入荷しております。
そこで、この数か月で補充となった商品の
一部をご紹介させて頂きます。

 お近くの方は是非、お立ち寄り頂き、
その目でご確認下さい。

迅速な対応や心優しい接客はきっと、
ご満足頂けること間違いなしの
素晴らしいお店です。

      ※店舗の紹介はコチラです。
■下記商品名の所をクリック頂くと、実際の商品案内のページにリンクします。 
左官馬  サンカップ  コテ板 ステン鏝板  マイセット鏝板 つま~る  ダブルライン キャリーバック  気泡取り 洗い出しローラー
ペインタークリップ ペイントミキサー スーパーライトレーキ 山越スクレイパー  カムバックル荷締め機 各種左官用バケツ

防草シート FRP鏝  ドリルポンプ ショート道具洗い クギ袋各種 収納名人 変換フランジ 浅原「改」3号レンガ などなど他にも多数!
■上記の他にも勿論、各種工具類や鏝関係が手頃な価格で展示販売されております。 また欲しい物が見つからなかったら
迅速に手配もいて頂けますのでお気軽にお申し付けください。



★2010年5月8日と9日の2日間に渡り、三木市[道の駅]に隣接する「三木市立かじやの里」メッセみき
オープンを記念し、北播磨5市1町の参加による[三木金物いろいろ体験フェスタ]が開催されました。
ダンスや楽隊演奏などの各種イベントに加え、特産品の販売や多数の地場産屋台の出展もあり、
賑やかに開催されました。
そしてメインホール[メッセみき]館内では大工職人による木組建築の実演/展示や左官職人による
プロ向けかまど&うだつ作りの実習会、更に一般向けの壁塗体験、子供対象の鏝絵など本格的!
加えて木工家具職人による作品展示や工法/道具の解説が行われるなど、大盛況のうち無事終了
しました。 それでは五月晴れに恵まれた両日の模様を簡単ですがご報告させて頂きます。
■家具職人さんによる
展示ブースです。
展示されている工具も殆どが
木工製で、その一つ一つ
までもが作品の様な美しい
ものばかりです。

勿論完成品の展示もあり、
椅子類が多く展示されて
いましたが、小物収納箱や
小さな器なども手にとって
見る事が出来ました。

残念ながら職人さんとゆっくり
話す機会が取れず見るだけ
でしたが、それでも本物の
凄さは実感できました。
■続いて大工職人さんの
ブースです。
チョイナによる柱削りや
カンナがけの実演も感激
でしたが、私が嬉しかった
のは「集製材は本当に
強いと思いますか。」と、
書かれたブースに展示
された多くの木材や
匠の技の耐震補強での
金物を一切使わない
木組みの壁下地の展示
でした。
近年、優良住宅指定は
定められた金物ばかりが
目に付きますが、本来
あるべき姿は左官同様
伝統の技にあるのでよね。
本物を知ることは改めて
とても重要だと学びました。
■では最後に我々の左官職人のブースをご紹介させて頂きます。 プログラムには代表講師の名が書かれておりましたが、
実際にはそれ以上、多くの方々がお見え頂いておりましたので、あえてご紹介は省かせて頂きます。
■子供向けの鏝絵体験は
大盛況でした。
テーマは見本作品にもある、
アンパンマンです。
子供限定とありましたが、
最後はやはり親が全力投球
していたのが印象的でした。

また、会場には品川氏の
大作3点が展示されており、
常に多くの方々が足を止め
見入っているのがとても
印象的でした。
■鏝塗り体験では
プロも一般の
大人達も夢中で
取り組んでいました。

かまど作りでは
年配の方々が細部を
一生懸命覗いて
いたのが印象的。

うだつは完成された
立体造形作品として
もはや芸術作品の
域に達しており、
想像力を高める作品
として注目を集めて
おりました。
■駆け足でしたが、イベントのご報告とさせて頂きます。 来場された一般の方々にとってこれらの作品、そして職人さん達の思いが
どこまで通じたかは誰も分からないと思います。 ただ、職人と言う職業があり、そこに日本の伝統が受け継がれていることは理解して
頂けたと確信しております。 その職人さん達が技術と粋を傾けた作品に、たとえ一瞬でも触れることができ私自身、心癒されたのも
事実です。 それは木工家具もそうであり、左官、大工の技を越えた想いが作品を通じ伝わっていたからだと思います。

最後に、このイベント開催にあたり多大なご協力を下さった篠山市左官技術研究会、ならび左官を考える会の皆様には心より
感謝申し上げます。 二日間に渡り、長時間のご活躍、本当にお疲れ様でした。

■ホロ付きのトラックが俺の戦闘車。
■現場へ向う、作業車(自家用車)も個性があって、
見ていて楽しいものです。
昨今の定番グッズはやはりナビの普及でしょうか。
確かに現場へ出向くには実用的ですよね。

さて、ここに掲載させて頂いたのは懐かしさも漂う
ホロ付きトラックです。

ホロと言えば私なんぞ昔人間はホロ馬車を
イメージしてしまうのですが、このトラックはそんな
イメージ通りの内装。

機能的に並べられた工具類はまさに移動する
作業場! 駐車スペースに難の多い都市部では
不向きかも知れませんが、「これが無きゃ、何も
始まらん。」はトラックご主人の談。

福井県で活躍する左官職人のスナップでした。




■第1回「かべ屋倶楽部」主催 健康壁セミナー事後報告です。
■栃木は足利市で次世代を担う若手13名からなる左官職人の集い「かべ屋倶楽部」が
平成20年11月1日に開催した「健康セミナー」が好天の中、無事終了した。
今回の企画はハウスメーカーや材料メーカーが主体となったのではなく、左官屋が
主体となって開催されたことに意味がある。そのため参加者の内容もとてもバラエティーに
富んだ内容となった。 実際に新築を計画しているご夫婦やリフォームを計画中の方々、
更に工務店や設計士や同業者。 加えて彼らが手掛けた実際の施工主など、総勢51名が
会場へと押し寄せた。 会場内には彼らが2週間を掛けて製作した珪藻土・ジュラク・漆喰・
磨き壁などのサンプルが50枚近く飾られている。「五感で体感する珪藻土」のコーナーでは
ミニチュアながら珪藻土の部屋とクロスの部屋を製作。熱湯による結露の具合やアンモニア
臭の除去テストなどを行った。 セミナーのテーマは「シックハウスとアレルギー」。
参加者には実際に悩まされている者もおり、全員がその深刻さを深く心に刻み、特に設計士
にとっては考え深かったようだ。 代表者である植木左官は言う、参加者の皆さんから
「次回も是非、開催して下さい。」との声を頂いた時、やって本当に良かったと実感しました。
加えて、今回のセミナーでは背伸びをせず、出来るだけお金を掛けないことを心がけました。
その結果、メンバーも知恵を絞ることで楽しい企画が出来たと思っています。
その考えは第2回にも生かされるでしょう。
「かべ屋倶楽部」の前にはすでに第2回目の開催が大きな目標となっている。
現場を知っている彼らだからこそ、伝えられることがある。 それが左官の魅力だ。
まだ小さな一歩にしか過ぎないがこの行動がもっと広がり、受け継がれて行くことを願う。
他の地域でも独自のやり方や見せ方で試みるのも面白いかも知れない。



■珍しい鏝の映像が撮れたので、ご紹介させて頂きます。
■以前から存在は知っていたのですが、恥かしながら初見の、
その美しさに感激し、写真が撮れたのもあり、ご紹介させて頂きます。
商品名は【バーナーコテ】です。 主な用途は陸上競技場のフィールドに
使用されているクッション性のある素材の焼付け押さえ用に使用します。
 
■昨今ではTVのリフォーム番組でも使用されたように、バリアフリー用として野外の舗装に使われたりと、衝撃吸収能力から
個人宅にも意欲的に使用されている素材でもあります。
機械的なフォルムが個人の自作のようにも思えましたが、実用新案登録・意匠登録もなされているようで、販売目的にも製作
されているようです。(現在でも販売されているのか?販路は不明です。)  機能としては後方の穴にライター用のガスを
充填し、使用します。 柄の先の出っ張り部分が着火スイッチです。 抑えると同時に電子着火で鏝内部の空洞部分に炎が
噴射され底面に熱が伝わると言う構造です。 もちろん火力調整も出来る優れものです。 重量も適度で、グリップのフォルムも
とても良く計算されています。 本商品の映像からも確認できるように所有者は相当使い込んでいるようです。
もし、製作されている方、ご本人またはご存じの方が居られましたら是非、私木田にご一報下さい。



■左官の未来を切り開く!「左官講習会IN淡路」

★左官の持つ本当の魅力を追求すべく全国から160名を越える猛者達が集った。
野帳場や町場、地域の枠を越え、互いの腕を磨きあった。

晴天に恵まれた初夏の淡路の光に照らされ、熱き者達の二日間をレポートしました。

                         詳しくは・・・「左官講習会IN淡路」レポート



■兵庫県篠山市の左官は本当に熱い。
2007年2月、若手を中心に「平成仲ヶ間(なかま)組」を結成。
少数参加による、より実戦主義の勉強会を発足させた。

講師5人に対し生徒は僅か10名と言う実戦主義。
講師もまた修行とばかり、一緒に作業することに重点を置いた
勉強会だ。 だから道具を持たない者には見学すら許さない
厳しさ。 そこにはベテランですら謙虚に鏝を振るっている。

彼らは単なる回顧主義者ではない。底深い左官の源流を
辿ることで自らの懐の深さを追い求めてようとしている。


(神戸新聞2007 12/28掲載)
※同勉強会の活動を取り上げている。



■「金物まつり・前夜祭」は3日午後5時から三木ホースランドパーク内エオの森・研修センターにて開催されました。
当日は金物まつり初日でもあり、お昼過ぎから徐々に携帯が鳴り始めます。 『木田さん、どこに居るの~?』
やっとお会いすると、その両手には買い物袋が沢山ブラ下がっている(笑)  午後4時をまわり、私は先に会場へ
移る。  日も暮れ始めるとぞくぞくとメンツが集り始めた。 懐かしい顔ぶれに加え、初めてお会いする方々も沢山
いる。 先に部屋に入って頂き、先ずは一息~ 『缶ビールが喉にしみる~クーッ!』 宴会を前にすでに盛り上りを
見せ始める。 講習会の情報や左官の現状や地域格差など・・・ そして「浪花の梶正」が会場いるすると、その
明るいキャラクターと自虐ネタで場内は一気に盛り上がる。  少し遅れて、松木さんや西川さん、植田さんの
大御所が大勢を引きつれ会場入り! 私を始め、五百蔵さんも大はしゃぎです。
場所を宴会場に移し、交流会(忘年会?)の開催です。 直ぐに乾杯を始め、参加者の自己紹介へと移ります~
会場の隅々で左官談義・鏝談義が盛り上がります。 思いっきりふざけて・・・ そして思いっきり真面目に・・・
※実は私、前日から風邪をこじらせており、夜は10時過ぎにダウンと、最後までお付き合いすることは出来ません
でした。(ゴメンなさい!)でも、ご参加頂けた皆さんには例え僅かでも、明日の糧になって頂けたと信じております。
どんなに辛い時も『あいつも今頃、頑張っているだろう。』 しんどくって根を上げそうになった時も『この程度で根を
上げたら、あいつに笑われるよな』   この広い世界では多くの左官が今日も戦っています。
土間を押さえながら一流を目指し、基礎を仕上げながら世界を目指す。 国宝を補修しながらも、その腕に疑問を
抱き、その壁に自分だけの世界を描こうとする。   この会を通じ、左官の秘めたる無限の可能性を改めて
感じさせられました。 また、少しでも多くの地域に左官鏝の充実した店舗の開拓をお願いされました。
(さすがに、これだけは店舗経営者の意向もあるので、お時間を下さいね。) ご参加下さった皆さん、お疲れ様!
ホントに楽しい一時でした。      追伸、お仕事や急用でご参加出来なかった方々も次回の機会には是非、
お待ち申し上げております。 この会は年齢や経験・力量等は一切関係なく、志(こころざし)を持った者たちの
集りです。 そして一年の労をねぎらい、明日の力となれば幸いです。               (職人魂 木田)

【追記】個人負担は宿泊・宴会・飲み放題・朝食合せて8,800円となりました。 部屋内でのおつまみ・お酒・
その他飲み物は関忠・五百蔵製作所にてご用意させて頂きました。




■講師である佐藤氏は当日、水捏ね仕上の他に補修の技術を惜しげもなく披露した。
※いかにカリスマと言っても絶えず見積りが求められる。 そのためにも他を圧倒する
技術の開発は不可欠。有名旅館や料亭の一室を塗り替えると他の部屋が見劣りして
しまう。そこで佐藤氏は修復と言う技で小さな汚れやキズを消して行く。
施主にすれば気配りの利いた技術である。誤魔化しの無い完全な修復。正に佐藤氏の
真骨頂。 「ここで技術を公開しますが、完全に自分の技にするには5年は掛かりますよ。」
これも氏ならではのカッコイイ決めセリフだ。
■「失敗を恐れるな!チャレンジしろ!」奥田講師の激が飛ぶ!
※彼を知る者は言う。 実は彼ほど臆病な左官屋はいない。 妥協や逃げることを誰よりも
恐れ、自らにプレッシャーを掛け続けた、それが奥田氏の左官人生だ。
「それだけに誰よりも無垢で純粋ですよ。」 京と言う厳しい土壌で京の左官技術に惚れ
込んだ男。 そして今では、もっとも京の左官職人らしい男とも言える。
■世代を越えた交流。
※この会のもう一つの魅力が同じ左官同士の交流にある。 どの席に立ち
寄っても他人の悪口や中傷は聞かない。 年齢や地域を越え、明日への
期待を確信に変えている。
■鏝鍛冶との交流。
※サブタイトルにあるこの交流も会には不可欠となった。 生きた鏝はいつの時代も
現場に育まれて来た。 相互の信頼関係が妥協のない鏝作りへと繋がる。
参加した鏝鍛冶達もライフワークのように採算度外視の一点物を持参してきた。
左官は器用な職種である。 大手の意図により、野帳場・町場の住み分けがなされいるが、実はそのいずれも
左官の技術を生かした専門職と言える。 ビル工事ではそのプロがおり、他の左官を圧倒する経験を積んでいる。
土間もしかりである。 しかし、近年では大手ゼネコンの地方進出で、それらプロの専門職が人手不足に陥って
いる。 そこで応援に借り出されるのが町場の職人達である。 卓越した技術がそれらの仕事をもこなしている。
それと比べ、この勉強会で学ぶ技術が即、現場に繋がることは容易ではない。 むしろ皆無かも知れない。
しかし、この技術こそが土と木の生活文化を持つ日本の伝統であるのは間違いない。ある講師は言う、「もし、この
技術が伝承されなければ国宝級は勿論、文化財や民家の修復・維持すら出来なくなってしまう。」
左官不遇のこの10年を「失われた10年」と人は言う。 ベテランは引退し、後継者もめっきり減少している。
今いる者達こそが実は今後10年を支えて行く期待の星である。 左官は器用である。 コンクリート住宅も木造も
こなして見せる。 それが左官である。 今回は見学も含め100名を越える参加者を集めた。 「実は昨日まで
コンクリート土間仕事でヘトヘトなのよ。」 真っ黒に日焼けした彼の顔はそれでいて、すがすがしかった。
またある者は言う。「知らないと言う事は失敗で恥をかくより恐ろしい。」 知らなければ学べばいい。 そんな環境に
ない者もこの勉強会には足を運んでいる。 見学者を見て私は「皆、塗ってみたらいいのにね。」するとある講師は
付け加えた。「大丈夫ですよ。ここに来た者達は帰ってから必死で特訓を積み重ねていますから。」
完成度への拘り、高い技術と経験があれば効率も良くコストも抑えられる。
左官は奥が深い。 それは講師を務めた面々も同様で 「日々修行と発見です。」と口を揃える。
ブロック積み、基礎工事、コンクリート打ち、補修工事・・・ そのいずれの源流も日本が誇る左官の技術だ。
大手がいかに省こうとしても、図面に無くても頼りにされる左官。 講師としても施工に於いても世界を渡り歩いた
久住氏は付け加える。「日本の左官は世界一です。」 「何をと聞かれ、迷うならジュラク壁を挙げれば良い。」
野帳場の経験を持ち、今やカリスマと呼ばれる彼の言葉に励まされる。
目指せ!左官最強!終わることのない左官修行が人生を豊にしているのは間違いない。
■お詫び。
※今回の勉強会にも京都より「しっくい浅原」こと浅原雄三氏が講師としてご参加下さりました。
しかし、私が取材に訪れた初日にはお仕事の都合でお会いする事が出来ず、今回の掲載には
至りませんでした。 勉強会では氏独特の「錆壁」をご披露なさり、多くの共感を頂いたそうです。
今後益々の活躍をご期待すると共に再会を楽しみにしております。
■そして最後に・・・
※今、大会を主催下さった篠山の皆様には心より御礼申し上げます。
会を重ねるごとに深まる期待に答え続けることは並大抵ではなかったと思われます。 また、お仕事の合間を
ぬって一ヶ月以上の準備に携わって下さったことも私達は忘れません。
本当にありがとうございました。 そしてお疲れ様です。


■20年近くを数える展示会である。 同展示会は左官業とタイル業の皆さんがほぼ半数の割合で参加してくれる。
多くが常連さんですが、年を重ねるにつれ、親方は弟子を引き連れ、父は二代目を伴い足を運んでくれる。
ある二代目は父の伝票を断り、現金での支払いを願う。「なぜ?」の問いに彼はあっさりと「自分のお金で買うと
道具を大切にできるから。」と、言ってくれた。 鏝を手渡す私の心も本当に熱くされる言葉だ。
若い世代は互いを意識し、切磋琢磨をしている。 今は私を慕ってくれているが、いつの時代か私が彼らに学び
助けられる時がくるだろう。 その時がくるまで私はこれからも全力で走り続ます。

■小山商事株式会社:URL http://www.koyamashouji.co.jp/index.html
※福井県で建築用タイル・石材の販売を主とした建材店を地域4店舗で運営している。
お客様のニーズに答えるため左官・タイル工具の充実を求め当社と取引きを開始。
以来、20年近い関係を続けている。 展示会は毎年4月初旬に開催。当社の他にも材料メーカー梅彦、
ミキサーメーカー、マゼラーが参加。 「流石(さすが)」をキャッチフレーズに地域一番を目指している。




■恒例の「金物まつり」は今年も県内外から15万人以上の来場者を迎え11月4日~5日の両日に渡り、盛大に
開催されました。 今年は晴天に恵まれ、開催時刻のAM9:00を待ちきれず早朝の7:00からすでにお客様の姿が
ちらほら・・・「まだ、お売りはできませんが存分に下見をして下さい。」の言葉に「その腹づもりです。」と、したたかな
返答。 それもそのはず・・・金物の街、三木を代表する卸(おろし)問屋が数百件も軒を連ね、ひしめき合いながら
年に一度とばかり、掘り出し物を大放出するのですから・・・ 来て満足した方や、残念ながら、これなかった方も、
ここで私から
[掘り出し物探し]のヒントを伝授しますので是非、次回の開催時にはお役立て下さい。

★私達、問屋は常に多くの仕入れを行います。単純ですが沢山の仕入れで安く買うことができるからです。
ただし、これにはリスクも付き物です。そう、多くの在庫を抱えてしまうことです。 売れない訳ではないが倉庫にも
限界があります。それらの一部を破格の値段で放出しています。例えば見慣れた商品でも良く価格を見て下さい。
問屋ですらビックリする値のものがあったりします。
                         
※事前に欲しい物、購入計画のある品の価格を下調べしておく。
★三木市が金物の町として親しまれているのは鋸(のこぎり)・蚤(のみ)・鉋(かんな)そして鏝(こて)に代表される
鍛造技術品に優れているからです。 しかし、これら名品もバブル期に「足が遅いから・・・」そんな単純な理由で
お蔵入りされてしまい・・・年月の経過でパッケージの破損や商品の色あせ等で特価処分。
     
(※この様な品々には特に掘り出し物が多くあります。昨今の店頭で、見かけない品でも是非、
                                                  手にとってお確かめ下さい。)

★最後にベテラン販売員に、お勧めの品を伺ってみて下さい。 多くの販売員は私同様、長年に渡り小売店へ
道具を販売してきたプロばかりです。私達の通念は「良い品」と巡り会うこと。 更に、その商品に関して適切な
アドバイスに納得できれば迷わず購入をお勧めします。
              
  (※後悔先に立たず!きっと満足頂けるでしょう。それが私達の誇りですから。)

■以上で、簡単ですが「金物まつり」速報と替えさせてさせて頂きます。そしてこの二日間、私のブースへお越し
頂いた「職人魂」の皆様方には深く感謝申し上げます。 バタバタしており不徳の至らぬ処も多々有りましたことを
改めまして深くお詫び申し上げます。 そして次回のお越しをご期待致しております。




■今回は大津磨きに加え、伊賀の鉄壁(伊賀独特の磨き大津で表面が
南部鉄のように仕上がる)の実演講習が行われました。
加えて、土壁を塗り調合別材料と鏝の関係について検証。伝統的な土
壁の勉強会を通し、左官の魅力・可能性を互いに探求して行きます。

■永い年月を掛け習得した技法や知識を惜しげもなく公開し、伝授して
くれる講師はじめ緒先輩の好意に若手達も熱意を持って返して行く。
■自ら磨き用中塗り下地パネルを持参し、
伝統技法にチャレンジして行く。
個々に持ち帰った作品は後に壁見本となり
設主や設計氏に左官の魅力伝えて行くこと
だろう。
■仕上がり具合には満足度も様々だろうが
これからは自らに課せられる日々に鍛錬に
よって確実に成果を見出すことだろう。
■鏝鍛冶からは金鹿、杉田、宮脇、五百蔵
氏の4名が参加。今回は鏝以外にも各種
トンボ類や道具箱など工具類を展示。
高い人気を集めました。

■会を重ねるごとに進化を遂げる左官鏝。
鍛冶にとっても修練の場となっています。
■伊賀の伝統技法
「鉄壁」をご指導下さった
多羅尾氏に感謝です。

尺サイズの鏝も氏に掛か
れば小さく見えました。
■京都からは佐藤ひろゆき氏が講師と
して参加。自らも多くの弟子を育て上げた
巨匠。 人柄は温和で面倒見が良い。
ただし、いざ作業に入ると妥協を許さない
厳しさは自らにも課せられている。
技術の向上を目指すのはベテランも同じ。

■笹山勉強会を終えて・・・
それは自らを発奮させ、自らの技と意識を高めて行くもの。
「なにわの梶正」こと、梶原 正己(まさみ)氏も、その思いを
人一倍、宿した匠の一人である。 彼ははるばる三木を訪れ、
熱い思いを語ってくれた。
 いつの日か、次なる新星が時代を背負い、左官を盛り立て
て行く。 彼は言う。 「何にでもチャンレジしてみたい。」 「自
分の手で確かめてみたい。」
自らの仕事を天職と思い、貫く者にこそ、時代は息吹を託す。
若き左官に栄光あれ。
■鏝鍛冶との会話も
謙虚ながら、動じない。
学ぼうとする姿勢がそう
させるのだろう。
(対するは初代 五百蔵)


第4回「鏝鍛冶と左官の交流会」

※主催:笹山市左官技術研究会
講師:久住章、佐藤ひろゆき、浅原雄三、奥田信雄
(以上、敬称略)

左官の技術は今も進歩を続けています。
絶え間ない鍛錬と、尽きることの無い探究心が
建築業界に於いて、異質とも思えるプロ集団の
地位を形成しつつあります。
なぜなら左官にしか出来ないことが絶えず存在
するからです。それはこれからも変わりません。
■左官は技術の宝庫です。しかし、現状ではそれらを活かし育むための現場は極僅かに
過ぎません。 講師の面々もその状況は同様です。この交流会では失われつつある左官の
伝統技法を絶やさぬためベテランと若手が混ざり合い、共に手を取り、時には共に問題を
解決して行くことで技術継承を試みた男たちの熱い2日間の戦いの記録です。

あまりの熱気に室内の湿度が上がり、大津磨きの仕上がりに影響を及ぼすほどだった。
講師すら人。絶えず満足が行く壁に仕上がるとは限らない。納得が行かない壁は惜しげも
なく剥がされて行く・・・飽くなき探究心がそうさせたのだろう。
■佐藤氏は語る。「職人・道具・材料、この3つが常に情熱を持ち、高みを目指し
続けることで左官は進化し続けて行く・・・」
また、彼はこうも付け加えた 「道具は常にその適材適所がある。」
「一度で判断するのでは無く、状況に合わせ使い込んで欲しい・・・」
自らが所有する鏝は数えられる範囲を越えたと言う。古くは江戸時代の品も
所有している。気に入った品は必ず全サイズを揃えるのが彼流のこだわり。

 ■久住 章(兵庫県淡路島出身)
 時に時代の異端児とも言われ、その独特のセンスは人々に左官の可能性を
遺憾なく見せ付ける現代の巨人。 「もっと道具にこだわりを見せて欲しい。」 「絶えず、こだわることでいつの日か
自分に合った究極の鏝が見つかるだろう。」 久住氏は馴染みの鏝鍛冶に自分だけの鏝型を持たせている。何とも
贅沢な話だ。しかし、それが彼ならではのこだわり。永い経験からの知恵と言える。

■当日は別室にて左官鏝の頒布会が併せて開催されました。参加者の多くが遠方
からの来場者と言うこともあり、私達の鏝は高い注目を浴びました。
また、鍛冶屋達による鏝材料の価値や仕上がり工程の説明に強い関心が寄せられ
ました。今回の交流は鍛冶屋達にとっても現場の声を聞くことで多くを学べたと言えます。
その成果は何れ新たな鏝として実現されるでしょう。
情熱から生み出された鏝は主に手作業を有し量産は不向きです。材料コストも高く
とても採算の取れる品物ではありません。しかし、私達は挑戦し続けます。
なぜなら、それこそが私達の目指す目標だからです。過去に生きた先人達の影を私達は
今も追い続けようとしています。そんな道具を求める職人が一人でもいる限り。
■最後になりましたが本交流会開催にあたり、1ヶ月以上ボランティアとしてご活躍下さった笹山市左官組合の皆様に深く
感謝申し上げます。本当にお疲れ様でした。


■平成17年11月12/13日 「全国鏝絵サミットインしまね」 参加速報!
■初日に開催された「鏝絵シンポジウム」では300人を超える参加者(図1)を集め、写真家 藤田洋三氏(図2)の進行で開催された。
壇上では石州左官の技や鏝絵の歴史に関する発表がなされ、他にも鏝絵創作家、松浦満幸氏(図3・4)と品川博氏による鏝絵の
実演が行われた。その後に開催された交流会では関係者や参加者が終始和やかな雰囲気で、親睦を行こなった。
■ペンギン鏝の総帥、五百蔵満弘氏と談笑する松浦満幸氏(図4)。 鳥取の佐治実左官からは佐治三津弘氏が来場。(図5)では
宮脇鏝製作所の宮脇正利氏と写真に納まった。 翌日は島根県太田市を中心に鏝絵を散策するツアーが開催された。
■ホールに展示された品川氏による作品に人々の注目が集まった。スズメの造形物はセメントによる作品で僅か15cmX20cmの
台座に2匹のスズメが今にも羽ばたきそうな躍動感ある仕上がりは正に芸術の域に達している。




■同大会は阪神・淡路大震災10周年記念事業「ひょうごものづくりフェア」の目玉イベントとして
9月2日からの3日間に渡り市民広場にて開催されました。全国、10ブロックから選び抜かれた
名工達その技術を競い合い、多くの関係者そして一般者の注目を集めていました。

主催/(社)日本左官業組合連合会・兵庫県 会場/ポートアイランド市民広場内モニュメント広場
(結果報告)
順位 選手名 ブロック会 都道府県 事業所
優 勝 日下部高之 東北  福島県  日下部左官工業所
準優勝 佐藤圭司  甲信越 長野県  佐藤左官
三 位 佐野文寿  東海  静岡県  佐野左官
努力賞 関 哲哉  北海道 北海道  (有)丸富 山下工業
努力賞 渡邊泰史  関東  埼玉県  ワタナベ工業(株)
努力賞 北野耕司  北陸  福井県  北野左官工業
努力賞 奥野雅晴  近畿  兵庫県  関西左官工事(株)
努力賞 野津 豊  中国  島根県  野津左官店
努力賞 伊勢本貴洋 四国  愛媛県  伊勢本組
努力賞 田畑 隆  九州  鹿児島県 (有)田畑工業
■昭和38年の第1回大会から41回を数える伝統ある
同大会は左官業界の健全なる発展と技能工の技術向
上を目的とし全国10ブロック会から選抜された優秀技
能工により、3日間に渡り5つの工程で課題作品を制
作し、その中から全国最優秀選手を決定するものです。
■他にも沢山のイベントが開催されました・・・
[品川氏による実演]
ミニチュア作品には
多くの注目を集める。
[壁塗体験教室]
大人から子供まで
夢中になるひと時。
[竹と泥で家をつくろう]
土の魅力を実感できる
家は正に贅沢と言える。
■最後になりましたが[ものづくり]と言う
ことで三木金物紹介コーナーも開催され
ました。「沢山の方にお越し頂きました。」



■左官業界に携わるカリスマの一人として久住 章(くすみ あきら)の名が上げられる。
現在、彼は「青森県立美術館」の施工に携わっている。 事業は平成19年完成度を目指し
総工費110億円を投じられた巨大プロジェクトとなった。
【独創的な壁作り】として有名な彼が今回、取り組んでいる工法は遺跡の発掘現場を
イメージしたと言うもの。 設計段階から参加し、建物の躯体にセメント入りの土を吹付け
乾く前に表面を削り出す、と言う手法で行われている。正に発想の転換がなせるアイデア
である。 久住氏をよく知る者は言う、
『日本の左官技術を国内は勿論、海外へも発信する
彼の技術と絶え間ない努力にはいつも感動させられる。』
■世界最高水準にある日本の左官技術の発展を私達はこれからも応援し続けます。



■三木市の鏝鍛冶達が組織する鏝工業組合と
50年以上の伝統を誇る篠山市左官技術研究会
その双方の意思と願いから実現した「交流会」は
まだ肌寒さが残る、兵庫県三木市、森林公園に
て130名を越える参加者を集め開催されました。

講師役としては浅原氏、久住氏、佐藤氏の3名が
ボランティアとして参加。加古川の品川氏もスタッ
フとしてご参加。
受講生も遠くは群馬県や金沢からと多数のご参
加を得て会場は熱気に満ち溢れていました。

■クセも個性の一つ、ただ技術への探究心は
貴重と自らの経験を惜しげもなく語る3名。
鏝への要望や可能性も多くの意見が出された。

■鏝の好みは十人十色、大きさ、厚み、硬さと
自分に合った鏝を探すことも大事だと言う。
彼らの本当の願いは未来への技術の継承にある。
久住 章氏 浅原 雄三氏 佐藤ひろゆき氏
■鏝工業組合 組合長
横山 真治氏
※鍛冶屋達も次世代
の成長を期待している。
この「交流会」も組合青
年部が軸となり開催さ
れたと語る。
■梶原鏝製作所
梶原 薫氏
※鏝の焼入れや鉄の
炭素構造など作り手側
として熱く語る梶原氏。
左官サイドからの期待
も膨らむ・・・
■AM10:00に開催された「交流会」は第一部
として中塗仕事について語られた。その後、会
場を鍛冶屋の作業現場に移し鏝の製作工程を
見学。これからも段階を踏み、計6回の開催を
予定している。
■愛知県からは㈱花咲か団の代表である
岡田 明廣氏が来場していた。会場では熱
心な質問をし探究心の旺盛さを垣間見せ
る。隣に並ぶのはペンギン鏝の創始者で
ある五百蔵鏝製作所代表五百蔵 満弘氏。

■会場外では岡田氏が持参した自作の鏝
絵の道具類に参加者の注目が集る。
■左は岡田氏作の鏝絵。手を
加える箇所もあり、まだ不完全
だと言う。右は自作の鏝絵用の
道具類。完成度は高い。使い
込まれているようだが手入れも
万全で艶もいい。
他にも市販品を上手く使い分け
ている。
■今回の『交流会」を企画した篠山市左官技術研究会のお二人。
左は兵庫県左官工業組合 理事長でもある嶋田 弘之氏
右は現篠山市左官技術研究会 会長 南俊行氏
※この数年は三木の金物まつり参加等、後継者育成事業を数々こなし
てい。同、研究所は他と同様当初は協同購入を目的とした組合だったが
創設50年を期に組織名を変更。現在は後継者育成と左官技量の発展に
力を注いでいる。名人と言われる久住氏も同胞の一人。
■会場正面に
飾られた鍛造
鏝の製造過程
の実物。段階
で見ると分かり
易いが実は根
気のいる仕事。

■「交流会」 それは左官業と彼らが使う道具(鏝)を製造する鍛冶達の出会いを目的として開催された。 現在においても日本の文化とも
言える建築を支え続けた[左官]。 双方の思いはその技術を絶やすべきでは無いと言う、熱い思いに他ならない。 自らの情熱を傾け、
鍛錬を尽した者達の出会いは「交流」と言う、生易しいものではなく妥協の無い熱い出会いの場となった。それは互いを尊敬できる者だけが
味わえる至高の一瞬にも思えた。そして、いつの時代か・・・双方は互いの枠を超え固い絆で結ばれるだう。



最近の洋鏝です。今の所、販売の予定はありません。
★某商社にて最近のアメリカ鏝(洋鏝)を入手しました。曲線を加えたゴムグリップの
形状やキャスト抜きと推測される背金(せがね)首部分等、ボリューム感タップリの鏝です。
全長は410mm元巾108mm先巾88mmやや細手の仕上がりでした。板厚は8mm。しかし
残念なことに仕上は到底、国内品の比ではありませんでした。この大きさと背金を持ち
ながらカシメは僅かに6ヶ所。材料は鋼(ハガネ)を使用していますが板はベコベコ!
グリップも日本人には少々(円量気味に・・)太すぎるようです。 製造はどうやら中国製と
推測されます。 話題性があっても実用性がなければ生き残ることが出来ないのがこの
世界。現在の所は販売を予定しておりませんが、今後の参考にはして行きたい鏝でした。


   「左官屋さんの喫煙所」へリンクします。

★「左官屋さんの喫煙所」 ※現役の左官職人 長八さん(HN)により開設されているコラム中心のサイト。独特の
文面は鋭く、時に詩的と魅力に溢れている。現状の現場を経験しているだけに参考になる内容も豊富。閲覧者に
より、書き込まれるコメントも今やサイトに膨らみを持たせ重要な位置を占めている。ある意味、最新の情報サイトと
して左官業にとっては目の離せないサイトと言える。

★下記による「鏝の焼き入れについて」は長八氏が同サイト内にて発表された文面をご本人の好意により転載させて
頂きました。内容においては使用感等、環境・材料によって個人差は有ると思われますが当方にて過去に発表させて
頂いた内容より充分に充実しており、また現場に適したコメントだと思われますので掲載させて頂きました。

※ステン
とにかく滑る。滑りすぎて中塗りには不向き。押え鏝として使うと表面がザラ付くので仕上げ感が汚く不向き。
錆びにくく、手入れが楽なので石膏系に使う人も居るようだが、私はお勧めしない。ジョリパット、珪藻土などに
使うのが良いと思う。私自信はジョリパット、珪藻土以外では殆ど使ってない。
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※本焼き 中塗り、仕上げ、押えと使い道は多いが、中塗りに使うにはそれなりの腕も必要。かなり硬い鏝で長く使える上
消耗具合で仕上げ鏝、押え鏝としても使え、モルタル、石膏、漆喰、土壁等オールラウンドに使えるので、私の
身近では人気ナンバー1の鏝です。しかし私自身は中塗り使用時に関しては、鏝が硬すぎてあまり好きではない。
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※油焼き 本焼きの鏝とは硬さ、粘り具合の違いで好みが分かれる。アマが出やすい為、モルタルの押え鏝としてはとても
使いやすい。ただし、漆喰の押えは本焼きのほうが綺麗に仕上がる。消耗は本焼きより早い。私自身は中塗りには
あまり使用してませんが、本焼きよりは使いやすく好きかも。
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※半焼き あまり滑らないので中塗り時に重く感じる。ツヤも出にくいので押えには不向き。消耗も激しい。ただし個人的には
中塗りをするには一番好きな鏝である。まっすぐに塗るのには一番良い鏝だと思う。初心者用とも言われる。
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※黒打ち とにかく滑らない。主に荒壁用途かな?土中塗りにも使われるようですが。私自身も荒壁で使用したきりです。
消耗はとても激しいらしい。モルタル等で使用すれば一発で平らに塗れるかも!?手間はかかりそうだけど・・・
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★上記の解説文においては鏝鍛冶・梶原薫氏の監修も頂いております。


[第39回 日本左官業組合連合会 青年部定期総会 福井県大会参加報告(平成15年6月15日)
 この度は青年部顧問である佐藤氏のご好意により初めての参加となりました。総会とあって 
北は北海道から南は福岡と全国から多数の参加者を迎え福井はこの日、何処よりも熱一日と
なりました。 私達は休憩時間の合間をぬって「鏝の頒布会」を開催。鏝鍛冶である五百蔵氏と
共に皆様と充実した一日を過ごすこととなりました。 [左官]それは土と共に生きてきたこの
日本における住の歴史です。時にそれは環境であり、または優雅さの象徴です。この日の宣言
文では加えて業界の向上と発展が強く誓い合われました。 私達、鏝作りに携わる者もその熱
意と結束力に熱い感動を受けることとなり、微力ながらもお役に立てればと実感させられました。

 当日お言葉を頂けた方々始め、お会い出来ました皆さまに心より感謝申し上げます。
この日は五百蔵氏作の一点ものを中心に展示しました。
なかでも「ひきずり鏝」は一人で多サイズを購入される方も多く
あっと言う間での完売となりました。一部コーナーでは人気の
アウトレットコーナーを開設。ご好評を頂きました。
「鏝は鍛冶の手による技量は8分だけ。のこり2分は使う者が手を
加え育むもの。」奥の深い言葉を頂き、感激しきりの一日でした。
[日左連青年部]HPでも
お馴染み伊藤充隆氏と
初対面。「職人魂」では
お世話になりっぱなしで
したから感激もひとしお!
現在は顧問として活躍。
この日の主役とも
言える福井県支部長
島田宰任氏。大役を
見事に果たしきった。
スタッフの皆さまも
お疲れ様でした。
福島県支部長大和幸夫氏
春に開催した福島県での
展示会でお世話になった
ので思わず声を掛けてしま
いました。面倒見が好い
アニキ分って感じです。

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[京の技能の大博覧会(平成15年11月8~9日)参加報告]
京都「パルスプラザ」において、開催された大博覧会は匠達の技能と産業の振興を願い、京都府
全土から55のブースを集い盛大に開催された。 私達も京都府左官技能専修学院のご好意に
より左官鏝の見本市を開催させて頂いた。 23回目を数える同イベントには一般やご家族での
参加者も多く、陶芸・友禅・西陣織等の体験コーナーを満喫していた。 左官のブースでは「壁塗
体験」と鏝絵から型抜きして作る置物製作に子供達も時間を忘れるほど夢中に取り組んでいた。
 私達のブースにも多くの方々が訪れ、熱心な質問と多くのご意見を頂いた。中には染物関係の
方から「染料の馴らしに鏝を使っていますよ。」など貴重なご意見も伺えた。 京都の伝統産業が
このような市民との接点を大事にすることによって、その裾野を今も広げ続けていることを改めて
実感させられた、楽しくも貴重な体験となりました。

当日展示された鏝絵に
人々の注目が集る。
塗壁体験には参加者
も夢中に取り組む。
熱心に鏝を見つめる皆さん。
角柄・丸柄への拘りも京都らしい。
当日は戸谷氏製作の「鉄首」も
展示。皆、話に聞き入っていた。

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 平成15年9月28日、晴天に恵まれた京都テルサ会館は100人を越える
参加者の活気に満ち溢れていました。「左官業・後継者育成~」をテーマとした
講演会では夫婦での参加者も多く皆、熱心に講師の話に耳を傾けていました。

古都京都にもおいても技の伝授は重要な課題と言えます。
歴史ある建築と文化の保存には左官業の技術は必要不可欠だからです。

私達(㈱関忠)はこの日、京都府左官技能専修学院・西村学院長のご好意に
より、講演の前後約2時間において鏝の頒布会を開催させて頂きました。
「鏝の匠」五百蔵 満弘・宮脇正利両氏を伴い満身で望んだ大会は高い評価と
数々の励ましの言葉を頂き無事幕を閉じることができました。
この日、私達は忘れることの無い出会を幾度と体験することとなりました。 熱い夢を語り聞かせて下さる
諸先輩方にむしろ励まされたからです。匠の技を受継いでこられた彼らだからこそ、道具を愛しその物を
作り続けた私達を快く受け入れてくれたのだと感じました。 私達は時に歴史を駆け足でたどろうとして
います。 建築もしかりで脈々と受け継がれた技法を安易に解釈しようとしています。しかしそこには材料
道具そして技術の3つの柱がどれ一つ欠かかす事ができません。指導員の方々はそれらを熱く語り
次世代に託そうとしています。「職人魂」それは技に生きる者達の絆だと感じさせられました。
京都府左官業組合連合会
京都左官協同組合
専務理事
平尾 茂
京都府左官技能専修学院

学院長
西村 弘三
京都府左官業組合連合会

会長
山口 守
日本左官業組合連合会
青年部 顧問
佐藤左官工業所
佐藤ひろゆき
社寺・京壁・デザイン壁
しっくい浅原
代表
浅原 雄三
㈱五百蔵製作所

代表
五百蔵 満弘
宮脇鏝製作所


宮脇 正利
㈱関忠

商品開発部 部長
川村 雄治
道具を手に取り、見つめる
眼差しにも厳しいプロの目が
光る。妥協は結局自らの腕を
殺しかねないからだ。
互いに情報交換する姿も見
受けられる。
プロ達の質問に対し私達の対応にも熱がこもる。
学び合うもの同士だけが感じ取れる至福の瞬間だ。
同席した「鏝鍛冶」も多くを吸収したと言う。
語り合うよりも感じ合うことで互いの技量が発揮される
これからの期待に胸が高鳴る。



これ何だか分かる?
これが当社レンガ鏝の秘密のカギです!詳しくはここから

※この小さな一本こそ、この道一筋に50年を生き抜いた一人の男がたどり着いた
究極の素材です。当社の本職用レンガ鏝には本焼・ステン共にこの素材を使用し
完成しています。それは素材選びによって完成された究極の逸品だからです。

造園用人造柳刃鏝 資料掲載
現状では、ほぼ入手が困難とされる「造園用人造柳刃鏝」の資料が
入手できましたので掲載いたします。
本体・柄・鉄首・カツラ部分と最低でも4人の匠による分業を必要とされる
古式鍛錬工法の逸品は需要の低下と後継者不足による技術者の廃業に
伴い、確実に市場から姿を消そうとしています。 これら工具の殆どが
設計図を持たず、職人の勘と経験により製作しているため、たとえ写真とは
言え、今後も重要な資料になると思われます。
鉄首はレンガ鏝のそれとはハッキリと違う事が
見てとれる。腰に力が乗るよう角度を付け柄に
貫通させ、耐久性と強度を図っている。
鉄首は直径7ミリ程度の四角形をしている。
材料は鋼(ハガネ)を使用。強度が付く
本焼仕上を採用。押さえ力が四方へ
均等に伝わるよう背部分は長方形型に
厚く肉を残している。(右図点線参照)
厚手の材料から打ち出し、削り込みを
手法とする「人造鏝」の真骨頂だ。
規格寸法(鏝部分):全長180㎜×先巾65㎜×元巾75㎜  商品名「造園用人造柳刃鏝」
復刻版情報はここから・・・


■来店スナップ写真館 ※関忠(せきちゅう)にて。
※2007年より、ご来店の記念に撮影させて頂きました。私がいない時は撮影しておりません。すみません。
※最近はもう、来店下さる方が大勢と言う有様で、写真を撮ることは無くなりました。
平日限定で夕方は当社も商品の出荷業務に追われますので午後当たりがお勧めです。

[めざせ左官鏝最強ページPART3]

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